メンタルヘルス

【当事者が語る】HSPの生まれ持った生きづらさにアイデアを

今日は「当事者の私が語るHSPの生きづらさと繊細さ」についてのお話です。

  • HSPは簡単に言うと繊細な人のこと
  • HSP当事者である私とHSPの関係性
  • HSPだと自覚したあとのお話

この記事を読んで、少しでも楽になれるHSPの方がいれば良いな、と思います。

HSPとは何か

HSP(Highly Sensitive Person)概要

HSPはHighly Sensitive Personの頭文字を取った略称です。

「敏感すぎる人」という意味で、「繊細すぎる人」という見方をしている人もいます。

何かひとつふたつの事柄に対して敏感なのではなく、ありとあらゆるものに敏感で、それに触れると心がぎゅっと締め付けられるように痛んだり、言いようのない不安に襲われてしまいます。

私がこの記事を書くきっかけになったニュースがこちらです。

With NewsのHSPに関する記事

私はこのニュースを読むずっと前から、自分がHSPであることを知っていました。

たまたま何かでHSPを知り、検索してチェックしてみたのがきっかけでした。

HSPは生まれ持っての気質のため、後天的な性格と違って直すということはできないようです。

自分の中で意識を持って付き合って生きていくことになるみたいです。

「繊細さん」の本 「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる [ 武田友紀 ]
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HSPチェックシートで調べてみる

With NewsのHSPに関する記事

HSPのチェック項目は全部で23項目あります。

カフェインに敏感な体質の方、騒音が苦手・嫌いな方、芸術関係が好きな方、ミスをしないように気を配っている方。

チェック項目をひとつずつ丁寧に拾ってみれば、必ずひとつやふたつ当てはなる人がいると思います。

私の場合、このチェックシートにあてはめてみると、こうなります。

全項目当てはまってる!

半数以上にチェックが入っている方はHSPが疑われるようですが、ほぼすべて当てはまるか、全然当てはまらないかにわかれるようです。



私とHSP

家族や友人に前々から「敏感」「繊細」と指摘されていた

これは大人になってから知ったことですが、私は小さい頃から「敏感」「繊細」「人をよく見ている」と言われていたらしいです。

それでも、大人になるまであまり悩むことはありませんでした。

大人になって、精神疾患を発症してから、急に自分の生きづらさを自覚し、その状況で小さい頃にそう見られていたことを聞かされました。

どんどん生きづらくなり、それはやがて自分の中では納まらなくなってきつつありました。

人の気持ちを全然考えずに発言する人がいて、どうしてこの人はこういうことを簡単に言うんだろうって、自分が言われているわけではないのにイライラしてしまったり、無遠慮に人を傷つけるような発言や行動をする有名人を見るだけでイライラしていました。

(後に、前者は発達障害の診断を受けていると知りました)

そんな時、友達が私に言いました。

「コンザツさんは優しいね。

繊細で、想像力の豊かな人は大変」

急に心がぱっと晴れた気がして、今でもこの友達には感謝しかありません。

この後、HSPというものを知り、この時よりも更に心はいくらか軽くなりました。

とはいえ、生きづらさはなくなりませんが。

HSPな私が実際に困っていること

  • 自分とはまったく関係のない出来事に勝手に心を痛める
  • 自分にとって少しでも会わない環境だと元々悪い寝つきがますます悪くなる
  • 大幅な予想外・予定外に弱い
    運転中道に迷うと車の中で絶叫です
  • いじめや不倫等の作品を好まない
    役者のファンではあるので、その人が絡めば見ることがありますし、平気なものもあります
  • 機嫌や気分が悪いと思ったら無自覚に空腹だった
  • 味が嫌い、見た目が嫌い、においが嫌い、食感が嫌い、で年々嫌いな食べ物が増えていく
    それに加えて食物アレルギーもあるので、食べられるものの方が多分少ないです
  • 率先して仕事をしていたのが、気づいたらなんでもかんでもやらされていた
  • 大きな音が突然出るということが苦手で、風船なんて見るだけで心拍数があがってその場から逃げたくなる
  • なんでもないことなのに、すぐにびっくりして疲れる



自分がHSPだと知ってからのこと

HSPも悪いことばかりではなさそう

チェック項目を見ていると、決して悪いことばかりが項目になっているわけではありません。

そこで、私にとってプラスに働いているものをピックアップしてみます。

  • 空想・妄想が好きなのでよく現実逃避している
  • 音楽をじっくり聴いたり、歌詞を自分なりに解釈するのが大好き
    「この音苦手」と言われがちな音も、楽曲にぴったり合えば、私にとっては良いスパイス!
    音楽だけではなくその他の芸術作品、エンタメもそうです
  • 良い人だね、優しい人だねと褒められる
  • 物事を思いつく時、大抵それが思いついた時には大体形になっていて、計画を立てて実行できることが多い

こうやって見ると、悪いことばかりではありません。

でも、HSPというものを知らなかったら、私はきっと今でも、ただただ生きづらくて苦しい繊細過ぎる人間のままだったと思います。

HSPであることを知り、自覚したら生きやすくなった

HSPは生まれ持った気質であり、直すことはできません。

つまり、付き合って生きていかなければならないのです。

私は自分がHSPだと知ってから、以前よりも「割り切ること」を頭に置いて生活するようになりました。

音が苦手なのは仕方がない

風船を持っている子とずっと一緒にいるわけではない

元々不眠症なんだから一日くらい眠れなくてもいつものこと

鈍感で周りを傷つけている人を見てイライラするのは当たり前のことで、私が悪いわけではない

嫌い・苦手な食べ物が多くて好き嫌いだらけだけど、食べられるもので工夫して栄養を摂ればいい

自分の中にあるらしい「優しさ」をなくさないようにしたい

マイナスはなるべくゼロに、プラスはさらにプラスに持っていくように考えています。

HSPって何も悪いことではなくて、ただ勝手に自分がしんどいだけ。

だからこれは、自分の中でほんの少しの意識改革をするだけで変わってくるのです。

ほんの少しだけでも大分変ってくるので、ただ苦しむ負担より、意識改革する負担の方がかなり少ないです。



ほんの少しのアイデアで生活を楽にする

物事を知るということは、たまに悪いこともあるけど、ほとんどが良いことです。

HSPに関してもそうで、私はこの気質の存在を知ってかなり楽になりました。

5人に1人の割合で、HSPの人は存在していると言います。

だから、自分がHSPだということを知らずに、今日も生きづらさを感じて生活している繊細で敏感な方はたくさんいるはずです。

意識改革、発想の転換、ほんの少しのアイデアで、今までつらい、苦しいばっかりだった生活が、楽になっていくと思います。

貼っておこう。

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