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【進展あり追記】Picrew(ピクルー)「強い女メーカー」騒動と商用利用と著作権と引用

Picrew(ピクルー)という画像メーカーを作ることができるサイトがあります。

絵を描くことが好きな方などがパーツを描き、このサイトにアップし、一般ユーザがそれらを組み合わせて画像としてダウンロードできるサービスです。

私はこのサービスを使って画像を作り、ブログやTwitterのプロフィールアイコンにしようと考えていました。

そこで、商用利用についての疑問が浮かび、疑問が解決されなかったため、運営に問い合わせをして返信をいただいたのが前回の記事でした。

Picrew(ピクルー)で作った商用不可のアイコンはアフィリエイトサイトでの使用は不可画像メーカーPicrewの商用利用についてのまとめです。アフィリエイトサイトでの利用は基本的にNGです。...

この後、Picrewで作られたメーカー「強い女メーカー」で騒動が起こってしまい、炎上状態になり、これを書いている2019年2月23日現在、鎮火の様子はありません。

執筆者・コンザツは法律に疎く、念には念を入れて執筆していますが、間違いがあるかもしれません!

【追記】

2月25日に進展がありましたので、訂正して追記(リライト)します。

Picrewと商用利用

Picrewのメーカーは公式のもの3つを除きほとんどが商用利用不可

Picrewで作りたいメーカーを選んでタップ、クリックするとそのメーカーの説明文が出てきます。

クリエイター(パーツ画像作成者)がそれぞれ書いている説明文で、こちらを守って利用します。

(あらかじめ、Picrew自体の利用規約にも同意する必要があります)

わかりやすく作者が制限をかけているのが以下の4つです。

  1. 個人
  2. 非商用
  3. 商用
  4. 加工

1はほとんどの作者が可、2は半々、3はほぼ不可、4は不可が多い印象です。

私がブログやTwitterにPicrewで作った画像を使いたいと思った時には、まだ商用利用の定義がPicrewサイトに書かれていなかったため、私は問い合わせを行いました。

Picrew(ピクルー)で作った商用不可のアイコンはアフィリエイトサイトでの使用は不可画像メーカーPicrewの商用利用についてのまとめです。アフィリエイトサイトでの利用は基本的にNGです。...

その結果、このようなアフィリエイトリンクやGoogle AdSenseの広告を貼って収益化(利益を得ている)サイトでの利用はできないとの返答をいただきました。

同時に、それに関連するSNSでの利用もできません。

Picrewの商用利用の定義

2019年2月22日に、Picrewの遊び方ページに商用利用の定義が追記されました。

商用利用と一口に言っても、実は法的に明確な基準がありません。

それぞれのクリエイターや著作者(著作物、コンテンツを作った人)の物差しではかられるものであり、私たち、使うも側の人間の判断にはなりません。

そのため、「商用」について良く調べたうえで私は慎重を期して問い合わせを行ったのです。

私が問い合わせ、返信をいただいた「アフィリエイトサイトでの利用」「それに関連するSNSでの利用」のほかに、「法人利用」、「利益を目的としたサービス等での利用」がPicrewの商用利用の定義だということです。

Picrewの商用利用の例外

商用のページ、サイトでも例外があり、使用が認められる場合があります。

それは「引用」です。

引用は著作権法に定められているものです。

  1. 【大前提】引用者が作ったコンテンツ(オリジナル)を発信するため、他人の著作物を必要とする時
  2. 自分のオリジナルコンテンツがそのコンテンツの大半を占めること
  3. 引用の必要があること
  4. 自分のコンテンツと著作物の違いを視覚的に(デザイン)明確に区別すること
    引用元(出典)を明記すること
  5. 著作物に手(修正や加工等)を加えないこと

私は今回、ブログとそれに関連するSNSのプロフィールアイコンとして利用したいと思っていました。

それらで使うアイコンはPicrewで必ず作らなければならないものではなく、他で十分代用できますので、引用の必要がありません。

ですので、私の使い方だと商用利用であり、かつ引用にはあたらないので、商用不可のメーカーで使ったアイコンの一切をこのブログと関連SNSに使用することができません。

引用の定義は著作権法でされていますし、Picrewに商用利用について明確に定義をしたので、とても使いやすくなりました。

しかし、この定義がされた理由があります。

事件のようなものが起きてしまって。



強い女メーカーの商用利用騒動

Picrewの代表的なメーカー・書かれていた説明文

Picrewを一躍有名にしたメーカー、それが「強い女メーカー」です。

実際私も強い女メーカー自体は利用して作成したことがあります。

(商用利用不可なので、デバイスのフォルダ内で眠っています)

こちらのメーカーは説明文に

  1. 商用利用しないでほしいこと
  2. 商用利用したい場合はTwitterのDMで知らせてほしいこと
  3. 商用利用については各自で調べてほしいこと
  4. 違反者には100万円請求する

といったことが書かれていた記憶があります。

(スクショが出回っているはずですが、引用しません、怖いので)

私がPicrewに問い合わせるきっかけになったのも、この説明文で、特に3番目が強く私の中にひっかかりました。

今回の騒動でもこの3番が大きく影響しているものと思われます。

私はこの説明文を見て

「これでもアフィリエイトリンクやAdSense貼ってるサイトやSNSに使う人、いるんだろうなぁ」

「それにしても100万円という数字はどこから出てきたんだろう。凄い数字だなぁ」

と、ぼんやり思いました。

強い女メーカー側がとあるブログに連絡
内容は50万円の損害賠償請求

そんなある日、騒動が勃発しました。

ことの顛末は以下のブログから。

強い女メーカーをスクショで紹介したら弁護士事務所から連絡が来た話。

(2月25日現在、まさかのリンク切れ)

私がまとめると、こんな感じです。

微々たるものではあるけれど、広告収入を得ているブログで強い女メーカーの使い方をスクショを添えて紹介したら、作者(クリエイター)の代理人である弁護士から損害賠償請求(50万円)をされた、ということです。

ひぃいいこわっ!

でもちょっと待って。

Picrewの使い方を説明するのに、スクショって必要な気がする。

これって「引用」の範疇じゃないの……?



商用利用とか引用とか論点が多すぎてズレまくっていた(世論が)

スクショを利用してメーカーの使い方を説明するのは引用かも

警告文が送られてきたページは既に削除されており、現在は閲覧することができません。

ウェブ上のサービス、システム、アプリの使い方を説明する際、スクショはとても重要になってきます。

とても見やすいですし、それを見ながら使うことで上手くいく場合がほとんどだからです。

もう、かなり便利です。

説明する側にとっても、説明される側にとっても。

そのため、使い方を説明するにあたり、スクショを利用することは「引用の範疇内」であるという考えを持っている人が多くいらっしゃいます。

でも引用の範疇内かどうかは著作者の判断にゆだねられる(多分)

とはいえ、強い女メーカーで作成した画像を何枚も貼ったり、パーツ画像をたくさん貼ってしまったら、それは引用の範疇を超えているはずです。

画像が多ければ多い程

自分のオリジナルコンテンツがそのコンテンツの大半を占めること

から遠ざかってしまいます。

でも、当該ページは削除されているし、作者の判断にゆだねられる(多分)から、私にそれが引用の範疇なのかそうじゃないのか、判断することはできません。

消されたブログは何を紹介しようとしていたのか

消されてしまった問題のブログですが、今は見ることができません。

「強い女メーカー」の使い方を、独自コンテンツ(説明文)を主体にしていて、スクショ画像の使用を必要最低限にとどめていたのであれば、これは「引用にあたり、セーフ」ではないでしょうか。

これが、「Picrew」の使い方を、「強い女メーカー」の作成画面のスクショを利用していたとしたら、これは必ずしも「強い女メーカー」である必要はないため、「引用にあたらず、アウト」なのかもしれません。

勿論、「強い女メーカー」の使い方の説明であったとしても、コンテンツの大半がスクショであれば、引用にあたりません。

【修正】作者は引用を争点にしている

こちらの項目を修正します。

2月25日に強い女メーカーの作者が初めて「引用」について言及したので、それを元にまとめます。

作者が2月25日に引用について言及するまで、警告してきた作者と代理人弁護士は「引用」についてまったく触れていませんでした。

「強い女メーカー」の商用利用に関する当事務所見解 | U & T vessel 法律事務所

【Q&A】「強い女メーカー」で遊びたい方へ(作者が書いた記事)

ずぶの素人でも知っている「引用」を、作者はともかく弁護士が知らないなんて考えにくいので、弁護士は作者に「著作権法の引用について」を説明したのか、大変疑問に思っていました。

私個人の考えですが、私にはそれをしていないように感じていました。

しかし、2月25日に作者がこのようなツイートをしました。

以下はTwitter社が提供している機能を利用し、引用を行っています。

https://twitter.com/agt87_/status/1099867492770410496

私の感想はまず、これでした。

「いやいや、これは言っておいた方が良いですよ!」

言わなければ、いつまでも引用がどうのこうのって言われていたはずです。

私みたいな人間に……。

作者が他にも訴えたいのは無断商用利用はやめてほしいということ

こちらも少々修正をした上で、残しておきます。

強い女メーカーの作者のTwitterを見ると、どうも

無断で商用利用されることが我慢ならない

ようです。

それはそうですよ。

いくら個人の趣味とはいえ、手間暇かけてパーツを描き、それを選んでも上手くいくように作るなんて、気が遠い作業で、想像しただけで脳内が混雑します。

著作権のほとんどは親告罪であるため、作者である著作者からの申し立てがない限り、野放しなのが現状です。

今回は著作者である強い女メーカーの作者が動いていますので、「全然引用に見えない転載は最初からダメ」です。

(私がやろうと考えていた「アフィリエイトやアドセンスで広告収入をしているブログのプロフィール画像としての使用はまさしくそれで、最初から絶対にダメ)

作者は過去に自分がおこなった著作権を侵害するツイートを自主的に削除しているようです。

今双方の考えがどうなっているのか推測

2月25日にされた作者のツイートを見て、こちらの修正します。

今は、こうなっていると思われます。

【記事制作者】

スクショはメーカーを使うために引用したものであって、その範疇は逸脱していない。

それなのに、あんな恐ろしいメールを送られてきて、怖い思いをした。

作者だってTwitterに無断転載をしているじゃないか(ここで起きる論点のすり替え、指摘を受けた作者は自主的に著作権に引っかかるようなものを削除)

50万円は法外で、絶対に支払わない。

けど、事が大きくなった(もしくは進展があった)から新しく書いた記事も消そう(私の推測)

【強い女メーカー作者】

強い女メーカーの画像(スクショ含む)を商用サイトに無断で貼るのは許さない!

過去の自身の無断転載に関しては反省しており、削除している。

著作権法の引用を理解している。

そのうえで記事制作者の記事内容は、著作権法の引用要件から外れていると感じているため、今回このようなことに踏み切った。

今後どうなっていくのか見守りたい

完全に平行線で、論点がずれています。

と、思っていたんですが、論点はずれていませんでした。

ですので、争点は

「削除された記事が引用要件を満たしていたか否か」

になっているようです。

作者はしっかりと自分なりに、慎重に引用について調べ、敢えて発言していませんでした。

でも、どうして弁護士は説明文に「引用」という言葉を用いなかったのでしょうか。

そこはやはり、どうしても理解ができません。

弁護士はプロですので。

その辺りも、今後どうなってゆくのか見守りたいです。



当ブログは今後もこの件を見守る予定です(多分)

記事制作者(強い女メーカーをスクショで紹介したら弁護士事務所から連絡が来た話。)は、こちらの記事も削除してしまったので、今後記事制作者の考えは知ることができなさそうです。

強い女メーカー作者は、毅然とした対応を取っているように見受けられますので、作者からの発信を待ちたいと思います。

この後また何か進展したら、こちらに追記するか、新しく記事を書きます。

よくわからないものは使わない!!

【追記】私はどちらも非難していません

これについては、私の表現不足以外の何ものでもなく、反省しきりです。

私は強い女メーカーの作者を非難していません。

ただ単に、「引用という言葉が出てきませんが、ご存知ですか」とリプライを送ったまでで、それ以上でもそれ以下でもありません。

寧ろ、引用やその要件が争点、論点になっていなかったら作者の側が圧倒的に不利だと感じていたからです。

また、記事制作者の非難もしていません。

実際にサイトを見ていないため、判断できないからです。

今回私は思い知らされました。

「著作権の引用やその要件が、サイト運営側、クリエイター側両方にあまり知られていない」

ということを。

なので、サイト運営している側から

「数百円しか儲けていないアフィサイトへの当たり屋

とか、逆にクリエイターがひとまとめにして

無断転載許さないのは当たり前! アフィカス!」(引用という言葉が出てこない)

とか言ったりするんです。

前者は数百円だろうがなんだろうが、正しく引用していなければダメなものはダメ。

(引用に商用、非商用、利益、赤字等は関係ありません)

後者は、引用という言葉をどうも知らないようです。

引用は著作者の許可、許諾なしにできるものだからです。

知らないって、怖い。

自戒を込めて。



【更に追記】Twitterで絡まれた

強い女メーカー作者に、引用について尋ねるリプライを送ったところ、絡まれました。

これ以上巻き込まれたくないので該当アカウントやツイートについてはこちらには書きません。

経緯は以下の通りです。

コンザツ絡まれる
  1. 作者に引用について質問のリプライを送る
  2. 第三者であるA氏(仮名)に、作者の敵認定をされて絡まれる
  3. 懇切丁寧に作者攻撃しているわけではないことや著作権、引用について説明する
  4. 納得していただく
  5. しかしA氏は他の方へのリプをやめず、そのせいで面白がっている人やTwitterの機能を使いこなせない人から巻き込みリプが来る

私はなんとか4で離脱できましたが、人によってはかなり長く相手をしていた(している?)ようです。

5は本当に困りました。

「これ、私に言ってるわけじゃないよなぁ」

と、わかってはいても、気持ちの良いものではないので、少しリプしました。

私は普段、巻きこみリプは気にしない派なんですが、さすがにネガティブな内容、しかも自分宛じゃないものに巻き込まれれるのは嫌です。

巻き込みリプには気をつけろ!

Twitterの機能を理解していれば、巻き込まず、ピンポイントでリプできますよ。

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