コンザツ
頭の中が混雑している人が書く雑記ブログ
ヘルスケア

帯状疱疹は予防接種で防げる 条件や金額は? カポジ水痘や口唇ヘルペスは効果があるの?

帯状疱疹

医師「これ、放っておいたら入院です。早めに受診されて良かったです」

と、言われたのが約10年前。

どうも、コンザツ(@kon_zatsu)です。

帯状疱疹がTwitterで話題になっています。

「意外と知られていませんが、予防接種があります。した方が良いですよ」

といった内容です。

コンザツ「んん? 帯状疱疹の予防接種って有名だよね? 私でも知ってるぞ」

と、そのツイートを見て思ったんですが……これは私が特殊な状態にあるからでした。

記事冒頭の医師の話と絡めながら帯状疱疹の予防接種、ヘルペスウイルスによって発症するカポジ水痘様発疹症、口唇ヘルペスを含めた単純ヘルペスにこの予防接種の効果があるか、等まとめます。

あくまでも情報をまとめただけの記事です
主治医、かかりつけ医にまずご相談ください

帯状疱疹とは どんな病気なのか

水ぼうそう(水疱瘡)、多くの方が聞いたことのある病気だと思います。

帯状疱疹と水ぼうそうには大きな関わりがあります。

水痘・帯状疱疹ウイルス(水疱瘡ウイルス)に初めて感染し、発症した時が水ぼうそう、その後潜伏感染を経て、再度発症したものを帯状疱疹と言います。

【潜伏感染とは】
一度症状が治っても、原因となったウイルスが身体の神経節に潜んでいる状態のこと
【水痘ウイルスと日本に暮らす人の関係】
日本に暮らす人の約90%は、10歳になるまでに水痘ウイルスに感染し、水ぼうそうを発症します
そのため、非常に多くの成人が水痘ウイルスの潜伏感染状態にあるといえます

つまり、水ぼうそうと帯状疱疹の原因になるウイルスは同じウイルスである、ということです。

帯状疱疹は痛みを伴う皮膚疾患で、以下のような経過をたどることが多いようです。

帯状疱疹の症状とその経過
  1. からだの一部、左右どちらかにピリピリ、チクチクとした神経痛が起きる
  2. その部分に紅斑(赤い湿疹のようなもの)が出る
  3. 水疱(すいほう)が出て破れる
  4. 皮膚がただれる、かさぶたができる
    この間、ずっと神経痛に悩まされる

この神経痛が非常に厄介で、軽い痛みで済む方もわずかにいますが、夜も眠れない程の激痛に襲われる方がいます。

また、治りが悪かったり、悪化の一途をたどるような場合は入院治療が必要になります。

帯状疱疹の主な原因
  • 【大前提】水ぼうそうの既往歴(これまでにかかったことがある)がある
  • 加齢(50歳以上で患者数が増加)
    水痘・帯状疱疹ウイルスの免疫が加齢とともに減っていくため
  • ストレスや疲労
  • 感染症等で身体に負荷
  • 生活習慣病
  • 免疫力の低下

これらが原因となり、からだの中に潜んでいる水痘・帯状疱疹ウイルスが急に再活動をはじめ、帯状疱疹を発症してしまうのです。

まさに「弱り目に祟り目」です。

参考:「帯状疱疹」で注意したいこと | オムロン ヘルスケア



帯状疱疹が引き起こす「帯状疱疹後神経痛」

帯状疱疹の治療が遅れたり、酷く症状が悪化した場合、「帯状疱疹後神経痛」というものに悩まされる場合があります。

皮膚、肌がきれいになったように見えても、神経痛がなくならない方がいます。

50歳以上の帯状疱疹患者の2割が帯状疱疹後神経痛が後遺症として残る場合があるというデータもあるようです。

そのため、予防接種で事前に予防しておくことが、帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛から身を守るためのポイントになります。

初めて帯状疱疹にかかった場合、他の皮膚疾患との判別ができず、市販薬や他の皮膚疾患の薬と使う方がいます。

そのような場合、受診が遅れて症状を悪化させてしまうことがよくあります。

悪化させないためにも、異常を感じたら早急に皮膚科を受診してください。

参考:帯状疱疹の予防(予防接種・ワクチン)| 帯状疱疹.jp

帯状疱疹には予防接種がある

予防接種が受けられる条件がある

そんな痛くてつらく、時には入院することもある帯状疱疹には、ワクチンがあります。

予防接種を受けることで、帯状疱疹の発症や悪化を防ぐことができます。

患者数が増加するのが50歳以上、というデータの元、

帯状疱疹の予防接種を受けられるのは50歳以上の方

となっています。

予防接種の効果があるのは5~10年とされているようです。

帯状疱疹ワクチン接種の金額は

帯状疱疹の予防接種は自由診療のため、医療機関(病院、診療所やクリニック)が自由に価格を決めることができます。

2019年3月現在、6,000~10,000円くらいかかるようです。

名古屋市が2020年から助成を始めるようです

帯状疱疹の予防接種について助成があるのか、ないのか調べたところ、こんな記事がありました。

名古屋市、帯状疱疹予防接種助成へ

この記事によると、名古屋市は2020年3月以降に助成(半額)することを目指していて、助成が開始されれば日本で初めて、とのこと。

ということは、この記事を執筆している2019年3月の時点では、いずれの自治体も50歳以上の方の帯状疱疹予防接種の助成は行っていないと考えて良いかもしれません。

ただ、やはり金額は高額ですので、助成の有無を確実に知りたい方は、接種を受ける前にお住いの自治体に問い合わせることをおすすめします。

子どもの水痘ワクチンは助成あり

2014年10月から、子どもに対する水痘(水ぼうそう)ワクチンの定期接種が始まりました。

1歳から1歳3か月までの間、なるべく早めに1回目の接種を行い、そこから3か月以上(基本的には半年以上1年未満)空けて2回目の接種を行います。

これを行うことにより、

  • 水ぼうそうに対する抗体がついて水ぼうそうにかかりにくくする
  • 将来の帯状疱疹の発症を予防する

ことができるようです。



カポジ水痘様発疹症、口唇ヘルペス等の単純ヘルペスには効果があるの?

アトピー性皮膚炎に罹患している方がかかりやすいものに、「カポジ水痘様発疹症」というものがあります。

こちらも酷い水痘、皮膚のただれに神経痛を伴う病気です。

私もアトピー患者で、既に人生において5回くらい発症しており、初めてこれにかかった時に医師に言われたのが冒頭に書いた

医師「これ、放っておいたら入院です。早めに受診されて良かったです。患部にはステロイドを塗らないでください

でした……。

(カポジ水痘にステロイドを塗ると効果がないどころか悪化します)

私は風邪が引き金になってカポジ水痘様発疹症を発症してしまい、その後もこれが出てくるのは風邪をひいたり、疲労やストレスが強く出ている時です。

「カポジ水痘様発疹症」で検索をすると、酷い皮膚症状の画像がたくさん出てきます
苦手な方は絶対に調べないで!

初めてこのカポジ水痘様発疹症の診断を受けた時に医師に、「これはヘルペスウイルスが原因」と言われました。

その時私はふとました。

コンザツ「ヘルペス、ということは水ぼうそうのウイルスね。なるほど」

その後、くちびるにヘルペスが出る「口唇ヘルペス」や目の表面にある角膜に出る「角膜ヘルペス」、まぶたに出る「眼瞼ヘルペス」も発症した私。

カポジ水痘=口唇ヘルペス=角膜眼瞼ヘルペス=水ぼうそう=帯状疱疹

ウイルス、全部同じだと思っていました。

しかし! 違うんです!!

水ぼうそう、帯状疱疹の原因になるウイルスは水痘・帯状疱疹ウイルスです。

一方でカポジ水痘、口唇ヘルペス、角膜眼瞼ヘルペス等は単純疱疹(単純ヘルペス)と呼ばれ、原因になるウイルスは単純ヘルペスウイルスです。

別のウイルスなので、水痘・帯状疱疹ウイルスの予防接種を受けても、単純ヘルペスウイルスが原因の単純ヘルペスを防ぐことができません!!

【ヘルペスとは】
ヘルペスはギリシャ語で「疱疹」という意味です
かつては皮膚疾患すべてをさしていた言葉でしたが、19世紀に入って、水疱症状が見られる疾患に使われるようになりました

水ぼうそう、帯状疱疹、単純ヘルペス……全部水疱が出る皮膚疾患です。

なので、ひっくるめて「ヘルペス」と呼ばれているんです。

ややこしい!!



帯状疱疹の予防接種を受けられる場所は

内科や皮膚科で受けられる場合が多いようです。

私が定期通院している内科、皮膚科には帯状疱疹の予防接種をすすめるポスターが掲示してあります。

(なので、私は帯状疱疹の予防接種を多くの人が知っていると勘違いしていたんです)

かかりつけの内科や皮膚科がある場合はそちらで、ない場合はお近くの内科や皮膚科にご相談されることをおすすめします。

RELATED POST